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電話占いがもたらす良い結果

グルタミン酸を受けとった神経細胞では経路が開かれ、電位が生じて、女の子の顔の情報を伝えていく。
では、相手の顔をこの先も忘れたくなくて、金曜日の夜にディナーに誘いたいときは?その場合は海馬の細胞が強烈なリズムで発火をくりかえし、「この顔に注目!」と叫ぶ。 2個の神経細胞で同時にはっきりしたパターンができたら、いっぽうから放出されたグルタミン酸は、いつもの受容体のほかに、NMDAと呼ばれる別の受容体にも働きかける。
NMDAは、ふだんはマグネシウムによってきっちり蓋をされている。 そのマグネシウムがはずれると、NMDA受容体は口を開き、そこへカルシウムイオンが流れこんでくる。
こうして「生化学的現象が滝のように」次々と起こり、結果として、途中の経過は詳しくわからない、受け手の神経細胞が変化することでいつものグルタミン酸受容体にメッセージが届くと、前よりずっと認識が容易になり、情報が通りやすくなる。 こうした複雑な記憶プロセスを、アルコールがどんなふうに阻害するのか正確にはわからない。

マグネシウムの動きが悪くなって出ていかなくなり、NMDA受容体の門が開かないという説もある。 ただティーンエイジャーの場合、こうしたプロセス全体が悪影響をこうむると考えられる。
Sの研究では、アルコールの入った若いラットは、同じ量だけアルコールを摂取したおとなのラットよりも、迷路の学習成績が悪かった。 若いときの一時期に大量のアルコールを摂取し、その後は酒抜きで過ごしたラットも、やはり問題があった。
思春期にアルコールをたくさん飲んだラットと、そうでないラットは、しらふでは迷路学習能力に差はなかったが、一杯引っかけた状態では、前者の成績ががた落ちになったのである。 脳のどこかに障害が生じていて、酔うとたちまち働きが悪くなるのかもしれない。
意外なことに、思春期の子どもがアルコールを摂取しても、おとなほど鎮静作用は出ない。 これは一見よいことのようだが、実は正反対だ。
「酒を飲んでも眠くならないので、車を運転したり、あの崖を登ってもだいじょうぶだと過信してしまう」。 また21~24歳のグループと、25~30歳のグループに、法的に酔っていると宣言できる程度の酒を飲ませて比較したら、若いほうがアルコールによる学習能力の破壊がひどかった。
「思春期の脳は特別だ。 何が特別かというと、ひとつにはアルコールにとても敏感だということだ」とSは言う。

最近よく電話占いに関する本や新聞で、「最新の電話占い」という文字をみかけることが多くなったと思います。